20年前の借金を放棄することが出来たケース
(ア)状況
① 知恵さんの父親は20年前になくなり、昨年母親も亡くなりました。
知恵さんのご両親は、借地上に自宅を所有していましたが、その分の地代を5年間滞納していました。
現在地主さんから、借地契約を解除する場合は、建物を壊し、更地に直して返してほしいと言われています。遠方に住んでいるため、知恵さんたち兄妹は、相続を放棄することを考えています。
知恵さんのご両親は、借地上に自宅を所有していましたが、その分の地代を5年間滞納していました。
現在地主さんから、借地契約を解除する場合は、建物を壊し、更地に直して返してほしいと言われています。遠方に住んでいるため、知恵さんたち兄妹は、相続を放棄することを考えています。
(イ)司法書士の提案&お手伝い
① 相続発生からかなりの期間が経過している状況を詳細に裁判所に説明をし、相続放棄の手続きを進めました。
(ウ)結果
① 死亡してから20年という長い期間が経過しておりますが、相続放棄の申立てが無事受理され、相続放棄をすることができました。